彼女と何故別れなければならなかったのか?
新年を迎えるのを機に彼女と別れる決断をした私だが、何故別れなければならなかったのかを振り返ってみたい。
といっても、別れたがっていたのは彼女の方で、彼女はその理由を全く話してくれなかったので、彼女の考えを推量することしかできないのだが…
思えば、昨年11月初めの彼女の帰国は今までとは様子が違っていた。身の回りの物を半分以上も整理して、それを友達にあげていたのだ。
だから、その頃から私と別れる気持ちが芽生えていたのだろう。
私は別れたくなかった
私は彼女の若さと容姿と性格と、彼女の作ってくれる食事に満足していた。だから私は他の女性に目もくれず、彼女を一途に愛していた。
その私に対して、彼女も私を愛していて死ぬまで面倒をみてあげると言ってくれたのだ。
だから、私の方は彼女と別れる気持ちは一切なく、2人の生活がいつまでも続くと思っていた…
愛の終わりで別れを決断…
彼女が現状に不満があるのなら、どうして私に相談してくれなかったのだろうか?
相談してくれたならば私は解決策を懸命に考えたことだろう。最悪の場合、私と彼女が別々の国に住むことになるとしても、彼女の将来のためなら私はそれを認めただろうに…
しかし、言葉が通じにくい我々の間では難しい話はできないと彼女は考えたのかも知れない。あるいは、面倒なことが嫌いな彼女は黙って別れようとしたのだろうか?
でも、私はそういう大事なところを避けて通ろうとする彼女の姿勢が嫌だった。また、私の度重なる説得工作に同意しながら、期日に帰ってくる約束を破り続ける彼女が許しがたかった。
そうした経緯の中で、真摯でない彼女はもはや私を愛していないと感じ、それが私に別れを決断させる引き金になった。
彼女の甘い考え方は危なっかしい
彼女に私と別れる考えが芽生えたのは、40歳を目前にして自分の将来を憂いたからに違いない。つまり、私と一緒にいれば平穏には暮らせるけれども、決してリッチにはなれないとわかっているからだろう。
だから、私と別れてでも新しい道を切り開こうと考えること自体はノープロブレムだ。
しかし、中卒でさしたるスキルがないのに、人に倍して稼ごうと考えているようだから、そんな甘い考えでは失敗するのは明らかだと私は思うのだ。現に、喫茶店の経営に失敗したことで経営センスの無さは証明されているのだから…
でも、自信過剰で頑固な彼女は失敗を自分のせいだと認めないから、それが彼女の成長を阻害しているようだ。
自信過剰なのはおそらく中学校の成績が優秀で天狗になっているからで、高校以上では格段に優秀な人がいることを知らないからだろう。つまり、狭い世間しか知らないから自信過剰になり、それで謙虚さが失われているのだと思う。
だから、彼女の甘い考え方は危なっかしいと思い、そこを私は心配するのだ。
新年を新しい環境でスタートする!
でも、彼女は私と別れようと思い、私も彼女と別れる決断をしたので、もはやお互いの生き方に口を挟んだり手を出したりすることはできない。
新しい仕事を始めようが新しいパトロンをゲットしようが、それは全く彼女の自由なのだ。そして、仕事に失敗してもパトロンに捨てられても、それも全て彼女の責任なのだ。
ともあれ、新年を迎えて新しい環境でスタートすること自体は誠におめでたいことだ。だから、彼女がうまくいくことを願いつつ、私も新しい彼女をゲットすることにチャレンジしていきたいと思う(笑)