ラビットアイランドに到着
ラビットアイランドに向かうボートの出発は午前9時だった。
ちなみに、日帰りの場合には帰りのボートの出発は午後4時になる。
ボートには20人近くが乗れると思われるのだが、10人足らずの乗客にも関わらず定時に出発した。乗船時間は30分ほどでスピードを出すわけでもないので、船酔いの心配は無用だ。
ボートはレストランの近くに到着するが、そこではちょっぴり熱心な勧誘をしているので、それに従って朝食としても良いだろう。
到着したところのビーチは500m以上の長さがあって、そこにはレストランもマッサージ店も5軒以上あり、そして何十軒ものバンガローもあった。予想外と言っては失礼だが、良い感じに開発されているのでなかなか上等なリゾート地という感じだった。
バンガロー1泊は10ドル以下?
ネットではバンガロー1泊が10ドル以下とあったが、いまはもう少し値上がりしているのかも知れない。
西洋人のカップルがバンガローの内部を視察していたので、聞いてみると新しくて広いバンガローは1泊で20ドル弱なのだそうだ。そして、トップシーズンだと5割増しになるらしい。
でも、広さと見た目からするとそれでも値ごろかも知れないと私は感じた。
島を1周するには3時間
ネットには、この島を1周するには3時間もあれば可能だと書いてあった。
でも、実際にビーチの北側のほうを少し歩いてみると道は細いし籔は深いので、不用意に歩くのはマズいのではと思われた。よって、迷子になって笑いものになるかも知れないことを考えると、島を1周するのはオススメできないだろう。
でも、島に宿泊するなら1周に挑戦するのもアリだと思う。
シュノーケルでカニと戯れる!
肝心のシュノーケルだが、ビーチの北側のほうで期待通りの結果が得られなかったので、次はビーチの南側のほうに挑戦してみた。
そこの砂浜から海に入っていくと間もなく身長位の水深になったので、岩場でも足を傷つける心配がなくなった。
そこで目をめぐらしてみると、数は多くないが魚の姿を見ることができた。
15センチ位のやや大きいエンジェルフィッシュもいたのでそこそこ満足した。
でも、私にとって印象深いのはそこでカニを何匹も見たことだ。
それは手のひらよりもちょっぴり小さい大きさだったのだが、手づかみできそうな近さにじっとしている。しかし、実際に捕まえられるかと手を伸ばしてみると、カニは賢くそれを察知して一瞬で手が届かないところに移動するのだった。
そうやってカニと戯れるのは楽しくて、私は良い経験をさせてもらった。
激安だったマッサージ!
ニッパの屋根のマッサージ小屋にはベッドが5つぐらい並んでいて、それには綺麗なシーツがかけられてあった。
ベットの上に座ると、まずは女性が砂の付いた足をタオルできれいにしてくれる。施術自体は並みのレベルだと思うが、気持ちのいい風の吹き抜けるところで波の音を聞きながら施術を受けるのは気分が良いものだった。
タイマッサージの料金は1時間で5ドルだったので、私はチップ込みで6ドルを女性に渡した。これはタイに比べると激安なので、もしも島に宿泊したならば私はきっと毎日通うことだろう。