ハッピーピザで賢者の気分とひどい悪酔いが?粉末はバカを促進する! カンボジア旅行記その3

ハッピーピザで賢者の気分とひどい悪酔いが?粉末はバカを促進する! カンボジア旅行記その3

私は今回のプノンペン訪問で2つの目的を持っていた。
それは、プノンペンの銀行を訪れることと有名ピザ屋を訪れることだ。

銀行を訪れる用事は到着日の午後に済ませたので、残るは夜に有名ピザ屋を訪れることだけだった。

ハッピーピザを注文!

有名ピザ屋で注文するのは「ハッピーピザ」と言うもので、それには実はハッピーになれる粉末がかかっている。多くの国で吸引が違法だとされるその粉末だが、食用だとカンボジアでは合法なのだそうだ。

注文するときには、ハッピーかベリーハッピーかベリーベリーハッピーと言う。すると、それに応じた分量の粉末がかかってくるのだ。

こんな体験のチャンスはおそらく2度とはないだろうから、確かな効果を得るために私はベリーベリーハッピーを注文。でも、それによって何らかのトラブルがあってはいけないので、ホテルに持ち帰って食べることにした。

アンコールビールと共にいただいたピザは「普通に美味しいピザ」だった…。

賢者の気分とひどい悪酔いが?

しかし、ビールを飲み終えようかという時になって、頭の中で何かが「ドクン!」と動いたような気がした。それから、意味不明の音楽が絶え間なく耳の中から聞こえてくる。

加えて、見たこともないような映像がオーロラのように目の前を流れていて、その映像は表と同時に裏も見えるので、私はすごい能力を身に付けて、まるで悟りを開いた賢者のような気分になり始めていた。

けれども、その頃になると頭痛とともに激しい吐き気も押し寄せてきて、立っているのも辛い状態になってきた。ひどい悪酔いと同じような状態だ。

吐き気のために何度もトイレに行ったのだが、何も出てこないのでひたすらえずくばかりだった。

翌朝になっても頭痛と吐き気は相変わらず続いていた。
なので、バスで4時間ほどのケップへの移動は今日は無理だと断念する。

したがって、フラフラの体にムチ打ってホテルのフロントに行き、受付の青年に延泊を申し入れた。ちなみに、延泊料金は15ドルと、ネット予約の10ドル台よりもかなり割高だった。

粉末の効果は1週間余りも続く!

ハッピーになろうとしながらアンハッピーになったのは、ベリーベリーハッピーの注文が良くなかったからだろう。「過ぎたるは及ばざるが如し」を地で行ったと言うわけだ。

でも、確かな効果を実感できたのだから私に後悔はない。

わかったのは、分量を誤ったことの影響が大きいとはいえども、粉末の毒性の強さもかなりのものだと言うことだ。それを体外に排除しようとした激しい吐き気がその証だ。

結局のところ、その後の1週間ほどは何か頭に力が入らないという感じで、頭がスッキリしたのは帰国後にフィットネスで思い切り体を動かした後だった。つまり、粉末の効果は1週間余りも続いていたと言うことになる。

粉末はバカを促進する!

賢者のような気分になったと言ったが、それは単なる錯覚だったと今では思っている。

未知のものが見えたと思ったのは、様々な記憶が分断化してシャッフルされたものが見えたからだろう。つまり、脳の1部が壊れて記憶の鎖が切れたから見えた光景だと思うのだ。

だから、賢者とは真逆に激しくバカになっていただけだったのだ。

痴呆老人の仲間入りをしてもおかしくはない年齢の私なのだから、そんな時にわざわざバカになろうとするのは愚の骨頂と言うしかない。その意味では、粉末がバカを促進すると分かったこと自体は有意義だった。

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