異次元の金融緩和で景気回復を図る?先進国はデフレに向かう!景気①

異次元の金融緩和で景気回復を図る?先進国はデフレに向かう!景気①

異次元の金融緩和で景気回復を図る?

日本では「失われた20年」というほど長い景気低迷が続いたので、未だに景気が良くないと感じている人が多いのではないかと私は思う。私のようにバブル景気を経験している人は、余計にその思いが強いはずだ。

そのため、日銀は何年も前から「異次元の金融緩和」と呼ばれる金融政策を行っている。これは金融緩和によって2%の緩やかなインフレを目指し、それによって景気回復を図ろうとするものだ。

しかし、金融緩和をすればインフレになって、インフレになったら景気が良くなるという考えは本当に正しいのだろうか?

インフレで好景気

インフレというのは物価が上がるということだ。
逆に言うと、お金の価値がこの先下がるということになる。
だから、お金の価値が下がる前に使おうとするので、その消費活動が好景気を招く。

インフレの効果はこのように考えられていると思うが、好景気を招くについては1つの条件があると私は考える。

つまり、物価の上昇に見合う賃金の上昇があることだ。
それがなければ将来貧乏になるに違いないと予見して、賢い日本人ならきっと財布の紐を締めることだろう。

デフレで不景気

逆に、デフレというのは物価が下がるということだ。
ということは、お金の価値はこの先上がるということを意味している。
だったら、お金の価値が上がるまで使うのを待とうとするから、その消費活動は不景気を招く。

デフレの効果に対するこのような考えも間違ってはいないと思うが、正しいかどうかは甚だ疑問だと私は思う。

つまり、目の前に安いものを見つけた時点でその人は既にリッチだと言えるから、機会を逃さずに買おうとする人が多いはずだと思うのだ。

というわけで、インフレだから好景気になってデフレだから不景気になるという考えは正しくないと私は思う。

インフレだとかデフレだとかでなくて、財布が暖かいかどうかで消費活動が決まるとシンプルに考えればいいのだ。

先進国はデフレに向かう!

でも、先進国がデフレに向かうのは自然な姿なのではないだろうか?

というのは、グローバリゼーションのおかげで貿易がものすごく発達しているからだ。そのため、安い労働力のところからものが供給されるので、物価は当然下がることになる。

そして、欲しいものを手に入れたら、「もはや買うものがない」となることだろう。

だから、先進国の購買欲を高めるには付加価値の高い新製品を提供することが必要で、景気回復にはそれが一番の決め手になると私は思う。

いずれにせよ、デフレだから不景気になるとは私は思わない。

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