アオナンビーチは都会すぎる!
アオナンビーチはまるで小都会のような街だった。
道路もビーチ沿いの歩道も整備されていて、おしゃれなホテルや店が立ち並んでいるから、もはや開発されつくしている観光地だと言えるだろう。
ビーチ沿いの一角はバンコクの繁華街の一部を切り取ってコピーしたかのような雰囲気で、そこにはストリートガールと思われるド派手な女性たちも出没していたので、これがビーチ?と頭をかしげる風景だった。
ここまで都会の雰囲気が濃厚となれば、アオナンビーチでなくてクラビタウンに泊まっても雰囲気に大差がないかも知れない。
クラビタウンに泊まるのも良い
だから、再度クラビに来ることがあれば、そのときはクラビタウンに滞在しようと思う。
レンタルバイクを借りればアオナンビーチまでは30分足らずなので、片道1時間を行動範囲と
して付近のビーチを見て回れば、人が少なくて魚がいそうなビーチも探せることだろう。
また、離島ツアーへのボートはクラビタウンからも発着しているので、アオナンビーチに比べてさほどの遜色もない。
街が大きければホテルもレストランもそのぶん多くなるから、同じ料金でもアオナンビーチよりは良いサービスが受けられることだろう。
穴場のPai Plong Beach!
Ao Nang Beachの東側にはRailay BeachやPhra Nang Beachがあり、西側にはNoppharat Thara Beachがあるが、隠れた穴場ともいえるビーチがもう一つある。
それはPai Plong Beachだ。
これはCentara Grand Beach ResortのプライベートビーチでAo Nang Beachの東端に隣接しているのだが、山に阻まれているために陸の孤島の状態になっている。
Monkey Trailの魅力を体験すべし!
しかし、ホテル側がその山にトレッキングコースを設営したので、じつはAo Nang BeachからPai Plong Beachまで歩いて行けるようになっている。
だが、かなりのアップダウンがあるタフなコースなので、健脚でない人はちょっと敬遠したがるかも知れない。といっても、コースの長さは直線距離では400メートルにも満たないのだが…
そこはMonkey Trailという名称が付いているくらいだから多くの猿が出没するようだが、期待と不安を持ちつつ訪れた私は残念ながら猿に遭遇することはできなかった。
ビーチの入り口には係員がいて、トレッキングコースからの訪問者をチェックしていたが、料金の徴収はなかった。
トレッキングコースを整備して係員まで配置しているのに、プライベートビーチを無料開放するというのは見上げた措置だと思う。
そのプライベートビーチが格別に良いとは言わないが、Monkey Trailというトレッキングコースの魅力を体験できるのだから、ぜひとも訪れることをオススメする。