タンブンは怠け者を助長する?タイ人は勤勉な日本人を見習うべき!

タンブンは怠け者を助長する?タイ人は勤勉な日本人を見習うべき!

他者に恵みを施すタンブンという考え方はタイでは広く浸透しているが、それは怠け者を助長するという側面がある。

タイが一流国になりたいのならば、タンブンの考え方を捨てて日本人の勤勉さを見習う必要があるだろう。

後ろからぶつけられた車が悪い?

田舎から帰った彼女が、彼女の車に損傷を受けたと言ってえらく嘆いていた。

どうしたのかと聞いてみると、交差点でウィンカーを出して左折しようとしたところに、バイクの老夫婦が後からぶつかってきたと言う。

だったら、後ろからぶつかった老夫婦が100%悪いのだから、彼らに損傷金を出させれば何の問題もないはずだが、そうはならなかったようだ。

間に入った警察官は彼女の方にも非があると言ったそうなのだ。
「そんなバカな!」と私は思ったのだが、話はそれだけでは終わらなかった。

非が無いのにタンブンで全額負担!

老夫婦にはお金がないので、怪我をした彼らの医療費も彼女が出してあげたと言うのだ。そして、間に入った警察官への手数料も…

つまり、本来は非が無いはずの彼女が損傷金と医療費と手数料のすべてを負担したのだ。彼女だってほとんど余裕の無い生活をしていると言うのに…

こんな無茶苦茶な話は私なら到底受け入れられないのだが、彼女はどうしてそれを受け入れたのだろうか?いい年をした大人が自分の意見を言えないなんて情けないと私は思ったのだが、どうやら理由はそれでは無いようだ。

つまり、お金がない老夫婦を助けるために、彼らの負担を彼女が肩代わりしてあげようと考えたのだと言う。このように、他者に恵みを施すことはタンブンと呼ばれていて、タイではその考えが広く浸透しているようだ。

タンブンは怠け者を助長する?

タイでは国民のほぼ90%が仏教徒で、しかも彼らの信仰心はかなり厚い。

その仏教の教えの中核の一つのタンブンは、お布施をして誰かの為に役に立てば最終的には幸せが自分に返ってくるという考え方だ。

分かりやすく言うと、道端にいる乞食にお金をあげれば、もらった乞食もあげた自分も幸せになれると言うことになる。

でも、そんな教えは絶対に間違いだと私は思う。

金持ちは一般人に、一般人は貧乏人に、貧乏人は乞食に、という感じで施しをするのが当たり前になってしまうと、「困ったときは誰かに頼ればいいや」となるから、多くの人が怠け者になると思うからだ。

怠け者を助長する教えが正しいわけが無いだろう?

タイ人は勤勉な日本人を見習うべき!

日本人は決してタダでお金を貰おうとはしない。

それは乞食のすることだと卑下していて、そんな卑しいことをするのはプライドが許さないからだ。自分の糧は自分で稼ぐのが当然で、働くことは尊いことだと考えるのが日本人なのだ。

そのような考えで国民の大多数を占める大衆が勤勉に働くからこそ、日本が一流国になっているのだと私は思う。

もしもタイが日本のように一流国になりたいのならば、タンブンの考え方を捨てて日本人の勤勉さを見習う必要があるだろう。

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