パーシーチャルーン運河ボートに乗る
アーチストハウスを見た私は、パーシーチャルーン運河ボートに乗るためにワットパークナムまで20分ほど歩いて戻った。今度は川にぶつかったら西側に進んで100メートルほど先の水上バス停に向かう。
水上バス停には中学生だろうと思われる女の子が1人たたずんでいた。
ボートは何時に来るのかと聞いたのだが、私のタイ語の発音が悪いのか全く理解してもらえない。でも、私を向いた笑顔はとても可愛くて、この先間違いなく美人になると思われる女の子だった。
それはさておき、急ぐ身でない私はゆっくりと待ち、4時近くになってボートが接岸したので、15バーツを払ってそれに乗り込んだ。10人近くの乗客を乗せたボートは定時の4時に出発。

のどかな風景の中をゆっくりと進む
ほとんど都会を感じさせないのどかな風景の中をボートはゆっくりと進んでいく。きっと、河岸 の浸食を抑えるためにスピードを落としているのだろう。
川の水は茶色っぽくはあるものの、比較的きれいだ。
だから、黒ずんで臭い水の上を爆走するセンセープ運河とは大違い。
ところどころ止まる水上バス停では何人かの人が乗り降りするので、ボートはしっかり生活の足になっていると見られる。
水上の狭い道路はとってもデンジャラス!
川沿いの道路のおよそ半分は水上を走っているのだが、それには1メートルほどの狭い道幅で手すりがないところもあり、しかも、小舟がくぐるためのアップダウンも随所にあるというデンジャラスなものだった。
そこをバイクが、しかも2人乗りだって走っている!
私ならビビって川に落ちてしまい、それに懲りて2度と走らないと言うのではないだろうか?
バンコクのバイク乗りのテクニックは並々ならぬものがあるようだ。
1時間近くのボートの旅
そうして、終点のPhetkasem 69 Pierまでの1時間近くのボートの旅は終わった。
ここまでの間に見所というほどのものはないのだが、水の上からローカルな雰囲気を楽しめるという点ではまずまずなものだと言えるだろう。
ボートから降りてPhet Kasem 69道路を200メートルほど南に進むとバス停がある。
バス停から北に向かう7番バスに乗れば、1時間半ほどでファランポーン駅に到着する。
ワットパークナムとアーティストハウスがオススメ
今回はワットパークナムとアーティストハウスとパーシーチャルーン運河ボートの3ヶ所を回ったが、パーシーチャルーン運河ボートは1回乗ればいいので、オススメなのはワットパークナムとアーティストハウスの2ヶ所を回ることだ。
その場合だと次の行き方がベストかも知れない。
①MRTのKhlong Toei駅かLumphini駅で4番バスに乗る
②4番バスの終点からワットパークナム寺院まで6分ほど歩く
③ワットパークナム寺院からアーティストハウスまで20分ほど歩く
④アーティストハウスからPhet Kasem道路まで10分ほど歩く
⑤7番バスに乗ってファランポーン駅に行く
歩くのが疲れたらバイタクに乗るのはもちろん自由で、その乗車料金は20バーツ払えば充分だ。